
サロンでフェイシャルエステや脱毛をして「美しい肌になりたい」という願望はあっても、アレルギー体質や敏感肌ではかゆみが出たり、赤く腫れたりしないか不安・・・などと考える方も多いのではないでしょうか。
エステサロンでは、フェイシャルや脱毛コースを受ける前にカウンセリングをして、肌質や体質の分析、診断をしたあとカウンセラーによる問診相談などを行います。
脱毛専門のサロンでは、本照射をする前にパッチテストを行い、肌トラブルが起きないかを確認してくれるサロンもあるので、まずはカウンセリングを受けると良いでしょう。
当日の肌状態や、トリートメントによってお肌に負担がかかりやすいと判断された場合には、施術を受けられない可能性があります。しかし、サロンによっては敏感肌に対応したトリートメントや、専用の化粧品なども用意されているので、気になる人は相談してみてください。
また、リネンタオルを1回毎に交換するなど、お肌への配慮を心掛け、徹底した衛生管理を行っているエステ脱毛サロンがほとんどです。
中には、万が一トラブルが起きた場合でも、迅速に対応できるよう医療機関によるサポート体制が整っているサロンもあります。
事前にどんなサービスやサポートを行っているかをネットや口コミなどで調べてみるのも良いでしょう。
異なる肌質とエステ内容
肌質は、『乾燥肌、脂性肌、混合肌』など人それぞれ異なり、体調などによっても肌の状態は変化します。
一般的に敏感肌と呼ばれるのは、お肌表面の角質層の水分が極端に少なくなり、バリア機能が失われてしまった状態を言います。
敏感肌は刺激に対してとても反応しやすく、肌を刺激から守ろうとして皮膚に炎症を起こします。その結果、かゆみや腫れを引き起こしたりしてしまうのです。
フェイシャルメニューでは、専用の機器でお肌の奥に美容有効成分を浸透させ、骨格や筋肉にアプローチしてお肌の機能を活性化させます。
衰えていた肌も、エステによって若返り効果をもたらし生まれ変わったかのような変身を遂げ、エイジングケアとしても20代~50代の女性に支持されています。
お肌表面に負担がかからないケア方法を考え、肌が弱い人でも安心して受けてられる特別なメニューを取り入れているサロンや、敏感肌専用として作られたメニューを扱っているところも多いようです。
自分自身が、敏感肌なのか脂性なのか把握できていなくても、カウンセリング時にスタッフの人が確認してくれるので安心して任せられますよ。
脱毛時でも安心
エステの脱毛は、「美容電気(ニードル)、ワックス、光(フラッシュ)」などがありますが、敏感肌には刺激が強いとされている、ニードルとワックスは避けた方が良いと思います。
現在では、どのエステサロンもフラッシュ脱毛を導入していますが、フラッシュの場合は光の波長をフィルターにかけて、お肌の奥の毛根部分に刺激を与えてムダ毛を処理する方法なので、お肌そのものへの負担は少ないと言えます。
敏感肌を改善するには、バリア機能が低下している角質層に水分や保湿成分を定期的に補うことが大切です。
エステのフェイシャルや脱毛トリートメントのほとんどは、アフターケアとしてお肌に保湿を与えるため、敏感肌の人がエステに通うことで「肌質が改善された」という例もたくさんあるようです。
敏感肌で悩んでいるだけでは改善しないので、まずはエステでカウンセリング相談から始めてみてはいかがでしょうか。