発毛(毛根)の仕組み|~脱毛編~

発毛サイクル

効果的に脱毛をするには、毛が生える発毛の仕組みを知る必要があります。

肌の細胞が28日周期で生まれ変わることはご存知の方も多いのではないでしょうか。

このサイクルを「肌周期」または「肌サイクル」と呼んでいますが、毛には「毛周期」と呼ばれる発毛サイクルがあります。

毛周期は、以下のように「成長期」「退行期」「休止期」という3つのサイクルになります。

成長期
毛母細胞が活発に分裂を繰り返し、毛穴の中で毛の赤ちゃんが生まれ成長して皮膚表面に飛び出し伸びていく期間です。
成長期は、赤ちゃんとして生まれる時期を「成長初期」、生まれた赤ちゃんの毛がどんどん成長する時期を「成長期」として分けることもできます。

退行期
成長期を終えた毛は毛母細胞の分裂をストップし、毛が抜けるのを待っている期間です。
この時期は栄養を吸収しないため、非常に毛が抜けやすくなります。

休止期
退行期を過ごした毛が完全に寿命をまっとうして抜け、次の毛が生えてくるための準備をする期間です。
この時期は、ただ毛が抜けるだけの期間ではなく、次の毛が生まれてくるのに重要な時期でもあります。

この3つのサイクルを繰り返す毛周期は、体の部位によって期間が異なります。

脱毛をするには、この毛周期に合わせる必要があります。

髪の毛の場合、成長期は2~6年と長く、休止期は3~4ヶ月と成長期に比べて短くなっています。

ワキや腕などの部位は以下のとおり、髪に比べるとサイクルが短く、成長期と休止期が同じ期間になります。

・ワキ・・・成長期3~5ヶ月、休止期3~5ヶ月
・腕・・・成長期3~5ヶ月、休止期3~5ヶ月
・足・・・成長期4~6ヶ月、4~6ヶ月
・ビキニライン・・・成長期1~2年、休止期1~2年

発毛の仕組みを理解するには、こうした毛周期と同時に性ホルモンの働きを考えることも必要です。

スポンサーリンク

性ホルモンについて

性ホルモンには、男性ホルモンと女性ホルモンがあります。

●男性ホルモン
テストステロン、アンドロステネジオン、デヒドロエピアンドステロンがあり総称して「アンドロゲン」と呼んでいます。
副腎、睾丸で作られ、男性特有の体つきや体毛、思考回路を発育させる働きがあります。

●女性ホルモン
「エストロゲン(卵胞ホルモン)」「プロゲストロン」があります。
卵巣で作られ、女性特有の体つきや自律神経の発達させる働きがあります。

これらの性ホルモンは、体の部位により発毛に影響を与えます。

例えば、男性ホルモンはヒゲや胸毛、背中の毛に影響し、腋毛・陰毛上部は両ホルモンの影響を受けます。

髪の毛の場合、前頭部・頭頂部は男性ホルモンが影響し、側頭部・後頭部、まつげや眉毛はこれらの性ホルモンの影響をあまり受けないといわれています。